あなたの暮らしの中にもきっとあるフードロス

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9人に1人が飢餓に苦しむ中おきているフードロスの現実

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フードロスとはいったい何でしょう

フードロスとは、食品業界全体で発生する食品廃棄です。
毎年節分の時期に問題になる、コンビニなどで売れ残った恵方巻の大量廃棄が代表的ですが、もちろんそれだけにとどまるわけではなく、氷山の一角でしかありません。

コンビニ、スーパーでの大量廃棄以外にも、飲食店で必ず出てしまう食べ残し、自然災害などさまざまな要因で出荷されないまま廃棄せざるをえなかった農作物、そして、家庭内でも食べきれないままカビてしまったり、腐敗してしまったもの、賞味期限が切れたからと捨てられるもの、また、いただいたり、購入したものの口に合わない、おいしくないの理由で捨てられるものも含みます。
家庭内で廃棄されるものは、フードロス全体の半分にもおよび、決して、食品業界だけの問題ではないのです。

フードロスの代表格恵方巻

近年、季節の風物詩のようになっている恵方巻は、諸説ありますが、もともとは関西の一部で、節分にその年の恵方を向いて巻き寿司を食べることで福を呼び込むという風習でしかありませんでした。

寿司店などではすでに恵方巻のキャンペーンは行われていましたが、1980年代から全国的に広まったのはコンビニチェーン店がそこに商機を見出したことに端を発します。
それが各コンビニチェーン、スーパーなどにも波及し、現在のブームとなりました。
もともとはなかった風習を、当然のことのように日本中に定着させようとしてしまったことに無理があったのではないでしょうか。

消費される分だけ生産されるのであれば問題ありませんが、節分の時期にここぞとばかり製造され、結果、大量に売れ残り、廃棄せざるを得なくなってしまっているのです。
販売ノルマのある店舗も少なくはなく、大量廃棄以外の問題となっている場合もあります。